ハワイと日本 掃除に対する概念の違い

ハワイ近況&こぼれ話

日本のみなさんこんにちは!
ハワイで働く美容師のクレです。

今日は掃除について。
私がハワイに来て感じたことをお話したいと思います。

今、世界的にも掃除について見直されてきていますね。

日本の学生生活では当たり前の
放課後の大掃除、これは日本独自の文化です。

アメリカなどは学校に雇われた清掃員がいて
その人達がすべてキレイにしてくれますので
生徒がモップやほうきを手にすることはありません。

学校は勉強する場所であって
掃除するために時間を使う場所ではないという考え方です。

でも最近は子供の情操教育の一環として
放課後、生徒による掃除を取り入れている学校が
世界中で増えていると聞きました。

個人的にも子供の時に正しい掃除の方法を教わるのは
とても良いことだと思います。

だって掃除は生活する上で、一生ついてまわる作業です。
それこそお手伝いさんが全てやってくれるような生活水準なら良いですが
ほとんどの人は自分の部屋の掃除機は
自分でかけないといけないでしょう。

アメリカではこの「自分がここに存在するのは〇〇するため」
といった決まりが結構あって
仕事においても雇用時に決められた内容しかやりません。

日本では新人はまず掃除から、といった暗黙の了解がありますが
アメリカではそれを新人に求めることは出来ません。
その人が清掃員として雇われているなら別ですが。

とはいえ、やはり自分たちの共有スペースは
自分たちでキレイにしたいもの
そう考えるのは私が日本人だからでしょうか。

要らないものを整理して、捨てるものをまとめ
しかるべき場所に捨てる。
ただそれだけの掃除の基礎ですが
ハワイに来てなんとなくそれを覆されたと思うのは
道路掃除のお兄さんたちを見た時!

掃き集めて、捨てる 日本の掃除ですが
ハワイの掃除は、吹きちらして、終了です(笑)

本来は吹いて集めて捨てるためのブロワーなんだそうですが

掃除の仕方を横目で見ていると
どう見ても自分の敷地から
ゴミを吹き飛ばしているようにしか見えません。

これではいつまでたっても
街はきれいになりませんね…。

ハワイの道路が日本と同じ様に綺麗になるには
この掃く、吹く、の差を埋めないと
無理かもしれないと思う今日このごろです。

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