日本の皆さんこんにちは！
ハワイで働くヘアメイクのクレです。
さて、皆さんにはお仕事の上で
仕事のできる憧れの先輩とか
良いアドバイスをくれるメンターなど
目標になるような人物はいますか？
今日は出張美容師のクレが
こんな風になりたいと
憧れている方についてお話します。
私の憧れる出張美容師としての目標
それは何を隠そうあの有名な
「ドラ先輩」でございます。
冗談ではなく
本気で彼を目指しています（笑）
日本にいた時、私の目標は当然
あの丸い奇妙な日本語を話す猫ではなく
有名なカリスマ美容師や美容家の方達でした。
でもハワイに来て
ウェディングのヘアメイクになった時
「これは今までと職種が全く違う！」と
気がついたんですね。
要は日本のヘアメイクの時は
基本ヘアメイクだけしっかり出来れば良かったんです。
でもハワイのウェディングヘアメイクの場合
まず一箇所ではなく一日何度も場所を変えて施術し
チェンジする衣装や荷物の管理をし
慣れない海外旅行で疲れた
お客さんの健康状態を考慮し
ナーバスで神経質になっている二人の
ご機嫌を考慮し…
日本では考えられないような
トラブルの起こる現場を乗り切り…と
ヘアメイクを除けばまるでお世話係
女優やアイドルのマネージャーって
こんな感じなのかなあ、と思います。
今ウェディングのヘアメイクになりたい
と言う新人が目の前にいて全部を説明したら
逃げ帰ってしましそうな多岐にわたる内容を
機転を利かせて
カバーして行かなくてはなりません。
その為にはヘアメイク用具以外にも
準備しておかないといけない物が
本当に沢山あります。
それらを必要な時サッと取り出して
お渡しできるように
常に補充、管理、整理整頓が重要です。
ドラ先輩がヘアメイク上手かどうかは知りませんが
ヘアメイクをうまく仕上げるのは
大前提なのでそれは横に置いておいて
結婚式という長い一日の中で
「あれがない」「これがない」
「メイクさん助けて！」と言われた時
何でもポケットからサッと
「ホニャララ〜〜」と得意げに取り出すことが出来れば
完璧だと思っています。
加えて、
何でもできるのにどこか抜けているという
あのドラ先輩の独特の雰囲気も好きです。
技術者はあまりキチッとしすぎていると
お客さんに圧迫感を与えてしまう気がします。
ウェディングの美容師は
カップルと初対面で会ってすぐに
深い処まで踏み込んでいかなくてはいけない仕事なので
ちょっとぐらいボヤッとしてて愛嬌があって
でもやる時はちゃんとやる！という姿勢が
本当にお手本になります。
もし海外のウェディングで
美容師を指名するような事があれば
（特に同行をつけて付き添ってもらう場合は）
ヘアメイクの仕上がりの好みは勿論ですが
それ以外もちゃんと対応してくれそうかを
ちょっとコーディネータさんなどに
聞いてみるのも良いと思います。
長い一日、一緒にいるので
面倒見の良い人のほうが絶対良いと思いますよ！
コメント