ハワイ挙式は本当にオススメ?ハワイ挙式のメリット・デメリットを本音でまとめてみた!

 ハワイ挙式アドバイス
プレ花嫁
プレ花嫁

ハワイ挙式に興味はあるけど、日本に比べてどんな所がいいの?
実施にかかる費用や、リアルな内情についてもっと知りたい!

そんなプレ花嫁さんはまずはこのページを御覧ください。

物事には何でも良い所と悪い所があります。
長年ハワイ現地でウェディングを担当してきたヘアメイク目線から、ハワイ挙式をおすすめするポイント&気をつけたほうが良い点について解説します。

この記事の内容
・ハワイ挙式のメリット【6つのオススメポイント】
・ハワイ挙式のデメリット【注意すべき5つのポイント】
・まとめ〜

この記事の作者
この記事の作者

ハワイで働くヘアメイクのクレです!

美容師・ヘアメイク歴25年★ハワイウェディング歴15年

現地ウェディング会社でヘアメイク/着付師/プランナー/コーディネーター等を担当した後、現在は独立しました。ハワイウェディングの裏方を色んな目線から本音で解説していきます。このブログを読んで、失敗のない素敵なハワイ挙式にしましょう!

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今回はハワイ挙式のメリット・デメリットについてお話します。
まずはわかりやすくそれぞれを一覧にまとめてみました。

ハワイ挙式のメリット
  • 気候が良く安定している
  • 挙式会場の選択肢が多い
  • 挙式費用が抑えられる
  • 利便性が良い
  • 家族皆で楽しめる
  • 海外の中ではダントツ安全な地域
ハワイ挙式のデメリット
  • ある程度の日程が必要
  • 直接確認できない項目が多い
  • 現地とやり取りするので返答を待たされる事がある
  • 日本と同等の細かなサービスは期待できないケースがある
  • 大人数での挙式は難しい
ソヒ
ソヒ

メリット・デメリットを知れば自分がハワイ挙式に向いているかわかります。
あなたの理想の結婚式はハワイで実現できそうかな?

ハワイ挙式のメリット【6つのオススメポイント】

それではまずハワイ挙式の良い点【メリット】について、詳しくみてみましょう!

メリット1 気候が良く安定してい

ハワイの平均気温は25℃程度、季節は雨季と乾季の2種類です。
年間を通し300日は晴れていると言われるほどお天気の良いハワイ、結婚式に向いていると言われる第一の理由はこの気候の良さです。

紫外線は強く日本の数倍と言われていますが、湿度が低いので体感的には大変涼しく感じられます。
夏の時期に日本からハワイに来ると、その涼しさに驚く方も大勢!
普段汗かきな方もハワイではさらっと快適にすごせたという声もよく聞きます。

夏に結婚式を予定してる方にはハワイ挙式は良い選択かもしれません。
特にガーデンなど野外挙式がしたい方はハワイは虫も少なくオススメ!

日本の梅雨と異なり、ハワイでは比較的雨が多い雨季(11月〜3月)ですら一日中降り続くことは稀です。

また、雨の後には虹がよく出るのでハワイ州は【レインボーステイツ】と呼ばれています。
結婚式の日に虹が見れたら一生忘れられない思い出になりそうですね♡

プレ花嫁
プレ花嫁

写真撮影や結婚式はやっぱり晴れててほしい♡
特にガーデンパーティーやビーチフォトはお天気が大事だよね

お天気についてもっと詳しく知りたい人はこちら

参照記事:ハワイ挙式のベストシーズンはいつ?【気になる天気と年間気候をチェック!】

メリット2 挙式会場の選択肢が多い

世界1の観光地ハワイではウェディング産業も発達し日本の大手はほぼハワイに参入しています。各企業が思考を凝らして建てた素敵なチャペルの他に、歴史的教会、ビーチ、ガーデン、牧場、邸宅やホテルなど、挙式会場は本当に沢山あります。

オーストラリアやヨーロッパに比べても、この選択肢の多さはダントツ1位です。

選択肢が多い=理想の会場が見つけやすいってことね!

参考記事ハワイでオススメの式場はどこ?
チャペル・教会・野外会場のメリット&デメリットを徹底比較!

メリット3 挙式費用が抑えられる

日本での一般的な挙式費用は150〜400万円
招待客の人数にもよりますが、平均額は350万円程【招待客50〜60人】

ではハワイ婚の場合、旅費を除いた挙式費用は個人手配で平均50〜100万円程度、大手P会社手配だと250万円ぐらいになるようです。【参列10人程度の家族婚】

ご祝儀が見込める国内挙式に対し、ハワイでは参列者が渡航費用を負担する代わりにご祝儀なしとされるケースが殆どです。
ご祝儀は見込めませんが、引き出物などの祝返しの手配も不要となります。

ソヒ
ソヒ

披露宴・レセプションの食事代はカップルが負担しているケースが多い。
でも日本と比べて参列者が少ない分、大きな負担ではない
みたい
ハワイまで来てくれてありがとう♡って皆をおもてなしする感じだね。

参列者の人数で金額が増減する国内挙式と異なり、ハワイではいつの時期に、どの会場で挙げるかで金額は変わってきます。

国内婚に比べ小規模な分格安になる海外挙式、ですが衣装と写真にへのこだわり次第で金額が大きく跳ね上がるのも覚えておきましょう。

大手の場合初めに設定されているのは最低限のプラン内容が多く選択肢がある分、選んだ内容でオプション金額が積み木のように加算されますが安心して任せられる利点もあります。

費用を抑えたい、パッケージではなく自分たちのこだわりを大切にした挙式にしたい方は、プランナーや中小規模手配会社での個人手配がおすすめです。

こちらは多額の設備費用や日本での人件費がかかっていない分
上記の半額程度30〜60万円ぐらいで挙式を行うことも可能です。

その殆どは日本にオフィスを持たない為メールやZoomなどでのやり取りになりドレスも現地に来てから決定するケースが多くなります。

企業任せにせず、自身で色々調べてチョイスしていくのが、価格を抑えてなおかつ満足の行く海外挙式を成功させる秘訣です。

クレ
クレ

安ければ良いってもんでもない、大手であれば良いってもんでもない。
二人の性格や理想、予算に合わせてしっかり内容を吟味しながら決めていこう!
でもあんまり気負わずに、楽しみながらすすめていってね。


メリット4 利便性が良い

これは意外に見落とされがちですが、結構重要です。
御存知の通りハワイの主要都市ホノルル、中でも観光地として有名なワイキキは多数のホテルやレストラン、挙式会場の多くもその近辺に集中しています。

ワイキキ内はほぼ歩いて移動でき、海外や英語が不慣れな方でも気軽に色んな場所へ行くことができます。ショッピングモールや主要な挙式会場の殆ども車で15分もあればいけるような立地関係です。

もちろん、雑踏を避け静かな場所で挙式したい方は郊外のリゾートホテルや邸宅での挙式も選べます。遠くても車で1時間以内なのでハワイでは無駄な移動時間を使わずにすみます。

旅行中の限られた時間を有効に使えるのはとても大切なことです。

メリット5 家族皆で楽しめる

海外挙式ではハネムーンや家族旅行も兼ねれるのが良い所。
大人になって家族旅行する機会というのは考えてみれば海外挙式ぐらいしかありません。
「こんなことでもなければ、ハワイまで来ることもなかった」と言われる親御さんも多いように、ハワ挙式は一つの親孝行だと思います。

でも反面、1週間近く団体で行動すると、家族でもストレスが溜まりますね。
でもそこはご安心を!

プレ花嫁
プレ花嫁

家族とは言え、みんなやりたいことは違うからね。
一緒も楽しいけど、時には自由行動ができるのは嬉しいかも!

毎日ひっぱり回されるの他の海外ツアーと違いハワイは1箇所に滞在して楽しめます。

旅の初めは全員で楽しく島内ツアー、翌日からは女性陣はショッピングへ、元気な子どもたちはビーチ、パパはゴルフの後ホテルのラウンジでキレイなフラダンスを見つつ地ビール三昧なんてのも良いかもしれません。

この様に年代にあわせてやりたいことをし、夜は集まって今日の報告をしながらディナーを楽しむのがハワイ旅行の醍醐味。

今はアプリなどで海外のホテルも手軽に自己手配できるようになりました。
宿泊先もそれぞれ希望に合わせ選ぶことも可能です。

  • カップルはちょっと奮発してラグジュアリーなスイートのあるホテル
  • お姉さん夫婦は小さな子がいるのでキッチン付きコンドミニアム
  • ご両親は日本語が通じてショッピングに便利なホテル
  • 仲良し家族や友達同士なら全員で大きなコンドミニアム

ただ注意してほしいのは、いくらホテル同士が隣接しているとは言えワイキキの端と端ではやっぱり不便です。

ご予約前に地図を見てお互いのホテルの距離感は掴んでおきましょう。
3ブロック離れている程度なら徒歩移動で問題はないでしょう。
ちなみにワイキキは端から端まで歩くと大人の足で30〜40分程度です。

立地的には海側に近いほどハイクラスに、中間は割と手頃なホテル、山側の運河に近いと家族滞在型のコンドミニアムが多くなります。

メリット6 海外の中ではダントツ安全な地域  

前置きとして、世界一安全な国は日本だと思います。
特にアメリカは日本と比べ【危険】というイメージがあるのも事実です。

でもそんなアメリカの中で、ハワイはリゾートとして整備が進み町中はいつもお巡りさんやセキュリティが循環し街の安全を見守ってくれています。
のんびりした地域性からか殺人事件などの凶悪犯罪率は全米中で最も低い州です。

とは言え【置き引き・強盗・観光客を狙った犯罪】は日本と比べ多く、治安の悪い地域も存在します。
この様に危険な地域、時間帯を知って、行動を少し気にかけることで犯罪に巻き込まれる確率は激減するので、楽しい旅にするためにも是非こちらの記事で安全対策を確認してください。

参考記事① ハワイは安全?知っておいてほしい危険な地域4選!
ハワイの犯罪率、最もシンプルな安全対策や危険な場所まとめ

参照記事② 表示通りに飲むとまずい?アメリカの薬あるある 
具合が悪くなったらとりあえず応急処置!でも普通に飲んで大丈夫?



ハワイ挙式のデメリット【注意すべき5つのポイント】

ではここからは、ハワイ挙式の【デメリット】についても触れておきましょう。

デメリット1 ある程度の日程が必要

2022年5月現在はブースター摂取をしていれば陰性の場合、帰国後の待機はなくなりました。

一般的なハワイ旅行の目安は4泊6日。
この日程では移動&手続きで終わってしまう到着初日・挙式日を除けば自由に行動できるのは2日間。
欲を言えばもう一日休みをとって5泊7日にすると、たかが1日長いだけですが凄くゆったりできます。
3泊5日でも日程は可能ですがこの場合、トンボ帰りのような感覚になってしまうようです。

クレ
クレ

やっぱり最低でも1週間ぐらいは仕事を休まないといけないよね。

デメリット2 直接確認できない項目が多い

日本のブライダルフェアのように会場見学をしたり披露宴の食事を試食したりすることは残念ながらハワイ挙式ではできません。
会場の雰囲気や広さ、お料理も写真で確認できるのみ、当日その場にならないとわからないのです。
海外挙式ではこの様に【当日に開けてびっくり】的な要素が多いので心配性な方には向いていないと思います。

よく捉えれば、その状況は期待を盛り上げ、感動を増します。
初めて目にする大聖堂の温かい光や、目の前に広がる海の美しさに涙する方も少なくありません。「やっとこれた」という期待感が一気に開放される瞬間です。

でもこれを良しと考えるのか、あるいは「一生に一度なのにそんなバクチ的な要素はいやだ」と思うかはその方の性格次第です。

先輩花嫁
先輩花嫁

事前にしっかり確認できないとヤダ!という人はハワイ挙式には向いてないかも。。。

クレ
クレ

お金と時間に余裕があって教会やレストランの下見旅行に来てる人もいるけど、ごくごく少数派。。。ほとんどの人は挙式当日に初めて会場に入るケースが多いね。

デメリット3 現地とやり取りするので返答を待たされる事がある

ハワイでは全てがスロータイム。。とは言いませんが日本で挙式手配をするように物事はポンポンとスムーズには運ばないことが多いよう。

大手が自社で所有しているチャペルは別として、一般的な教会や州が管轄する公園の手配などはびっくりするぐらい返答を待たされることもしばしば。
土日祝日は全く取り合ってくれないこともよくあり、時差もあるのでメールの返信にも時間がかかったりします。

また、長きに渡り日本で打ち合わせをしてきても、当日担当するのは全て現地スタッフ。
全員が初めて合う人ばかりです。そんな環境が不安な人は現地スタッフとのTV電話が可能かP会社に確認してみる、または大手ではなく現地のP会社に手配を依頼する、等を考えてみてください。

先輩花嫁
先輩花嫁

せっかちな人はハワイ挙式には向かないかもね!!

デメリット4 日本と同等の細かなサービスは期待できないケースがある

海外旅行全般で言えることですが、日本ほどサービスにおいてきめ細やかな国はありません。
外国で同じようなサービスを求めること自体無理です。

残念ながらハワイでもお店やホテルでびっくりするほど雑な扱いを受けることがあります。
海外では「お客様は神様」という概念が無く、売り手も買い手も対等なのでお客さんに対しペコペコしません。スマイル0円でもないので人種によっては結構無表情です。

このような扱いに対し日本人は店員がエラそうにしていると不快に感じるようですが、現地の人には特に悪意はありません。
中にはカタコト日本語を話す人も多いので、意を決して話しかければ逆にとても親身に色々教えてくれたりして会話が弾むこともあります。

日本では知らない人に話しかけると、おかしな目で見られますが、ハワイではエレベーターに乗り合わせた際などお互いか気楽に挨拶をする習慣があります。
この状況を楽しめるかで海外旅行の印象は随分と変わってくると思います。

デメリット5 大人数での挙式は難しい

大勢が足並みを揃えて海外旅行をするのは難しいことです。
招待しても「仕事が休めない」「旅行費用を捻出できない」「高齢のため長時間の移動が難しい」等の理由で断られることも。
笑ってはいけませんが「飼い犬のためにお父さんだけ一人日本で留守番している」というカップルもいました【笑涙】

今はZoomが一般的になっているので日本のおばあちゃんがipadを通して画面越しに出席、なんてこともできるようになりました。

コーディネータ
コーディネータ

会場によっては挙式中の携帯の使用・撮影をお断りしておりますので、中継を希望する場合は必ず事前に手配会社に問い合わせて下さい。

基本的に大人数でワイワイ、沢山の人に祝ってほしい方には海外挙式は向いていません。
二人っきりあるいは家族や友達、親しい人だけでしっかり祝ってほしい方には良いでしょう。

でも考えを変えれば呼びたくない人は呼ばなくてすむので以下の様なケースでは好都合です。

  • 結婚式に職場を持ち込みたくない
  • 人間同士のしがらみがあって誰を呼ぶ呼ばないで悩む
  • 再婚、あるいは高齢での結婚のためあまり周りには知らせたくない
プレ花嫁
プレ花嫁

Aさん呼ぶならBさんにも声かけないと‥。会社の課長、部長、何処まで呼ぶべき??


まとめ

さて、ハワイ挙式のメリット&デメリットについてお話してきましたがいかがでしたか?
いい所も、問題点もしっかり考慮して検討していきましょう。
問題点については対応策/打開策が取れる場合もあります。何事も事前に知っておくことが大事です。

それでも「改めて、やっぱりハワイ挙式がいいな!」と思った方は是非次の
Step2 : 何から始める?挙式手配 で手配に関する情報をご覧ください。

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