ハワイと日本の結婚式【3つの決定的な違い】を知ろう!

Step1: ハワイ挙式について知ろう!

日本とハワイ両方のブライダル企業で働いてみて、決定的に違うと感じた3つの項目があります。

  1. 一日に何度も移動する【移動型結婚式】
  2. 親族とカップルの距離感がとても近い【ブライダル・パーティーの存在】
  3. 一つの結婚式に色んな会社が絡んでいる
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日本の結婚式しか参列したことない人はイメージしにくいと思うから、詳しく説明していくよ。

場所から場所へ一日何度も移動する【移動型結婚式】

ハワイでは、ヘアメイク・結婚式・撮影・レセプション、その全てで場所が変わる【移動型結婚式】が主流です。これは海外ウェディングの一番の特徴です。
移動型ウェディングには以下の利点があります。

  • リムジンでのドライブを堪能できる【車好きには朗報】
  • 地元の人にもお祝いしてもらえる【ハワイの人はみんなフレンドリー】
  • 一つの建物内で終わらず、「島内全体で結婚式してる!」という開放感を味わえる

しかし一方で、場所移動することで荷物が多くなり管理が大変になったり、忘れ物トラブルも発生しやすいので必ず持ち物リストを作りましょう。

基本持ち物は前日に準備し、カバン1〜2個にまとめると良いです。
1のカバン=貴重品、指輪など常に近くに携帯するものをまとめる。
2のカバン=付け替えるアクセサリーや小物、靴、撮影グッズなどのかさばる荷物
     (途中でスタッフや親族に預けても問題ない物)

ゲストとカップルの距離感がとても近い

ハワイでは挙式やレセプションの内容もシンプルなので、家族と触れ合う時間や友人と雑談を交わす時間が長く取れます。

元々、欧米ではブライズメイドやベストマンと言って、兄弟や友人が新郎新婦それぞれのお支度を手伝う風習があり、お二人の一番近くにいるのは親しい間柄の人たちです。(これをブライダルパーティーと呼びます)
日本で花嫁の友人たちがお揃いのドレスで「私達ブライズメイド!」と写真撮影してるのも最近見ますが、実際に花嫁にドレスを着せたり、挙式でブーケを受け取るようなお手伝いまではすることは無いようです。

日本の結婚式では、家族はカップルとは一番離れた後ろの席に座らされます。
P会社のスタッフに囲まれて時間通りにキビキビ動かされる新郎新婦には気軽に話しかけづらい雰囲気があります。
一方ハワイでは親族席はカップルのど真ん前。
一番に感謝される対象としてもてなされます。

どちらがよいというものではありませんが、私はハワイウェディングのアットホームな雰囲気がとても気に入っています。
アロハやムームーなど全員で衣装を揃えるのも少人数のハワイ挙式ならではの楽しい演出ですね。

プロ集団の集合体で出来ているハワイのウェディング

日本では、会社の中にカメラや美容部門があり、スタッフは基本そこの社員です。
しかしハワイでは多くの場合、手配はA社・撮影B社・ビデオC社のように複数の会社が横つながりに提携しています。

挙式をA社に申し込み、翌日フォトプランをB社に申し込むと全く料金が違うのに
同じ美容師/カメラマンが来た!というような現象が起こる事もあります。

私自身も複数の会社と契約しているので、今日はA社、明日はB社のスタッフとしてヘアメイクをしています。依頼会社によって服装やルール、客層も全く違うので面白いです。

今はSNSで気に入ったカメラマンや美容師を見つけ、挙式を担当してもらおうとする人も多くなりました。日本に比べると、ハワイは比較的自分好みの担当者をカスタマイズしやすい環境です。

しかし、すべての会場でできるかというとそれは別問題です。
提携企業以外では持ち込み料が発生するケースが殆どで、大手では持ち込みが不可な場合もあります。

どうしても自分の気に入った美容師やカメラマンにお願いしたい場合は、チャペルではなく教会等の式場で個人手配すればカスタマイズすることが出来ます。

ソヒ
ソヒ

お客様が自己手配でスタッフをバラバラに選んだのに、現場では全員顔見知りだった!
なんてハワイではよくある話。

ハワイ挙式に向いているのはこんな人

以上3点がハワイと日本の挙式の大きな違いです。
これらを踏まえた上で、ハワイ挙式にむいているのは以下のような方

・家族や友人を中心にアットホームな挙式がしたい
・無駄な演出を省いてコストを抑えた結婚式がしたい
・旅行気分と挙式を一気に楽しみたい
・型にはまらない自由な挙式がしたい
・国際結婚、お互い実家が遠いなど、どちらにも偏らない場所で結婚したい

もっと詳しいハワイ挙式のメリット&デメリットを知りたい方はこちらを御覧ください。

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