花嫁には見落とされがち、でも美容師には重要な挙式小物って…?

 ハワイ挙式アドバイス

日本の皆さんこんにちは!
ハワイで働くヘアメイクのクレです。

今日はウェディングの小物について

というか、めっちゃちっちゃい事ですが
ベールについてるコームについて
美容師目線から少し物申したい

ベールコームについて美容師目線で思うこと

まあ、そもそも
ウェディングベールについて悩む花嫁さんは多いと思いますが
そのコームの素材についてゴタゴタ言うのは
美容師ぐらいでしょう

だって正直、つければ全く見えませんし
つけ心地もはっきりいって大差はありません

では何故、私がここに表題として
わざわざコームを取り上げたかと言うと

美容師にとってベールコームは
ヘアの仕上がりと時間を左右する要素をかなり持っているからです

今回の話題、花嫁さんとしては
「ふーん」と聞き流して頂いて結構です

ヘアスタイリストはきっと「そうそう!」と
同意してくれるはずだと思います

ワイヤーコームとプラスティックコーム


もし手元にベールがあるなら見てみて下さい

コームはおそらくシルバーのワイヤーか
プラスティックで出来ていると思います

ワイヤー製であれば全く問題はありません

一見スカスカして見えますが
このスカスカ具合が髪に取り付けるには一番しっくり来ます

現在はほとんどのベールには
このシルバーコームが付いています

問題なのは後者
そう、プラスチックのコームです

個人的な意見なのですが
これを制作してる所って恐らく
髪の毛のこと何にも分かってんじゃないかと疑ってしまいます

というか
もうチィッと研究してよ!と言いたい

なぜかと言いますと

あの分厚く隙間のないプラスチックの櫛は
結構ギュウギュウ押さないと
髪の毛に全く入っていきません

夜会巻きなど、綺麗に面を作った最後に

あのプラスチッククシ付きのベールが出てきた日には
正直それまで上がっていたテンションが
ずずーんと下がります

「よりによってこれかよ。。。」と

一筋の乱れもなく整えた面を
あのごっついクシで壊さないといけない無力感
美容師さんはきっとわかりますよね…

キレイに作っていれば作っている程
刺しにくいんです

また、今どき風に
ゆるふわに作ったアップスタイルも
奴らは台無しにします

コームが分厚く重いので
そこだけズシっと凹んでしまうんです

また意味もなく厚みがあるために
ピンを刺してもさしても押し戻されてしまい
固定に時間がかかってしまうのです

さて、ここまでダメ出しさせて頂いておわかりのように
プラスチッククシは美容師泣かせです

もし簡単に外せるのなら
外して頂いても構いません

クシなんて無くても
ピンが数本あればベールは簡単に固定できます

ただし中には
グルーでガチガチに固めてある物もあるので
無理に外そうとするとベールを破ってしまう恐れがあります

そのような場合
また、レンタルの場合は間違っても外さないで下さいね

通販で購入する時は
クシの部分の確認までは難しいと思いますが
もしショップなどで現物を見て購入できるのでしたら
出来ればプラスティックではなく
ワイヤーを選んで頂きたいと思います

本当に些細なことですが

美しい仕上がりのためにも
ヘアメイクさんに頭をギュウギュウ押されないためにも(笑)
参考にして頂ければと思います

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