ハワイ到着日の結婚式はやめて！その2大理由とは…

今日は旅行スケジュールについてのお話。

日本が元旦の正午の時ハワイは大晦日の夕方5時
その時差は19時間です。

殆どの日本発ハワイ便は夕方〜夜に出発します。
元旦の夜、日本を飛び立つと
元旦の早朝にハワイに着くことになります。
要はひにちが一日戻るのです。

細かい時差計算は頭が痛くなるので
まずは横においておきましょう。

さて、ハワイに着くのは早朝
一日めいいっぱい遊べそうです。

ハワイ旅行は大体4泊6日が一般的ですが
移動の時間を考えると残りは3日間
そのうち1日は結婚式をするとしたら
自由行動できるのは2日間です。

折角6日も休みを取ってハワイまで行くんだから
色んな所に行きたい！
時間をなんとか有効利用したい！
と考えるのはわかります。

そして

という風に考える方がいらっしゃるんですね
（それも結構多数）

挙式ではなくフォトツアー（撮影）だけのプランでも同じです。
到着日のウェディングをやめたほうが良い大きな2つの理由をご説明します。

飛行機が定刻到着する保証はありません。

時間通りにピタッと電車が来る日本に住んでいると
交通機関って遅れないのが当たり前、
という感覚に慣れてしまうのですが
飛行機は天候や機体整備などによって遅れることは結構あります。

無理に飛ばすと命に関わる乗り物なので
フライトスケジュールが３時間遅れる、
台風等で翌日になってしまう、
等のケースは実際年間何組も遭遇します。
いわゆる「お客さんがやってこない」パターンです。

旅行会社やP（プロデュース）会社は
その事がよくわかっているので
おそらく全力で到着日の挙式については反対してくると思います。

大事なお客様に
一生に一度の大事な日をほんの何時間かを浮かせるために
台無しにするような賭けをしてほしくないからです。

そして2つ目の理由

疲れで顔が死んでいます

ハワイに到着後テンションが上り
最高の笑顔になるのは到着後３時間ぐらいまでだと私は思います。
考えてみてください、１９時間の時差。
それは真夜中から
一気にその日の振り出しに戻るという事です。

長時間の移動で体は既に疲れ果てて居るのに
徹夜でまた１日を繰り返す様な感じです。
長距離のフライトに慣れている方ならともかく
ほとんどの方は年に１〜２回飛行機に乗れば多い方ではないですか？

飛行機に乗る前にもトランクを抱えて交通機関を乗り継いだり
または長距離のドライブで疲れているはずです。
飛行機で寝たと言っても
３時間も熟睡できればいい方では無いでしょうか。

疲れのピークは到着日の午後です。
そんな状態で結婚式のメイクに入ると
お嫁さんたちは皆鏡の前でこう言います。

とは言わないですが。。
でも正直とっても難しい。

表面的に艶を出したり血色を戻すことは出来ますが
カメラの前で表情を作ったり
動いたりするのはお客様です。

どんなに周りが頑張ったとしても
ご本人が疲れ切っていれば
それは間違いなく写真に現れます。

メイクや写真加工で外面を整えることは可能です
でも完璧なプロモデルの花嫁姿より実際の花嫁さんが勝るのは
内側から溢れる幸せオーラの為せる技なのです。

これはお世辞などではなくて
現場に居ると本当に感じます。

ただ、悲しいかな

折角一生で一番キレイな姿を撮影しに来たのに
何もこんなピークに疲れている日にやらなくても良くないですか？
それとも１日余分にショッピングできる方が大事ですか？

到着日はただでさえ
ホテルのチェックインや打ち合わせもあり慌ただしいものです。

できれば予定は入れず
ホテルの近くをぶらっと散策してみたり
ハッピアワー（レストランを安く利用できる時間帯16〜18時頃）を利用して
お得に早めのディナーを取るとか
ホテルのジャグジーに入って体をほぐすとか
マッサージに行くとか。。。

大事な明日に備えて
体と心を整える予備日として
ゆったりと過ごしていただきたいものです。

買い物やアクティビティもハワイの魅力ですが
心地よい風を感じながら何もしない時間を過ごす、
というのもハワイを満喫する一番贅沢な時間かもしれませんよ。

ABCストアでKONAビールとグアバジュースを買ってきて
ホテルのラナイ（ベランダ）で海を見ながら
ホッと一息つくのも良いでは無いですか。

「私達、とうとうハワイまで来ちゃったよね〜」
とかニヤニヤしながら
これから始まる楽しい旅行について
お二人で語り合ってください。

では皆さん
素敵なハワイウェディングになるように
スケジュールはゆとりを持って組んでくださいね！